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【遺伝疾患】フォン・ウィルブランド病(vWD)


皮脂腺炎

股関節形成不全

肘関節形成不全



検査してきたるんちゃんあし君

今度は

フォン・ウィルブランド病(vWD)

vWDは血友病の一種でスタンダードプードルで問題になるのは

vWDType1です

vWDではドーベルマンが有名で

後はワイマラナー等も血友病の発症犬種として知られています



幸いなことに

スタンダードプードルのvWDはドーベルマンに比べてAffectedの確率は低く

わずか1%程ですが

Carrier9%となっていることを考えると

全体の1割

つまり10頭に1頭vWD因子を持っていて

繁殖には適さない

かも



(これは2005年のVetGenによる統計です)



さて

スタンダードプードルのvWDはDNA検査で

vWDの因子を持っているか診断できます

こういった検査が進んでくれば

病気の排除も可能だし

何よりも繁殖の助けになりますね



検査機関は主にアメリカ、オーストラリアにあり

また日本でも検査することができます

ただ日本の検査機関は費用がアメリカ等より若干高いのと

その検査結果をそのままOFAに登録出来ない等の理由から

わたしはアメリカのVetGenを利用させていただくことにしました

(費用は送料を考慮してもそんなに変わらないのよ)



vWDSAHDの検査と違って

動物病院のお世話にならなくても

誰でも依頼出来る検査なんですよ

まずは

VetGenのサイトに行って

検査をして欲しい犬種・病気等をOrdering Listから選び

必要事項を入力してクレジットカードで決済すると

注文(だって通販みたいなんですよ)してから

1週間ほどでDNA検査用のほっぺの内側をコシコシする

小さなブラシが1頭につき2本と申込用紙が送られてきます



費用は1頭$95でした

この費用をVetGenのサイトを通して先に支払ってしまうので

後は送ってもらって送り返すだけ



犬の細胞をブラシで採取するには

頬の内側を軽く15秒ほど擦ります


申込用紙に書いてある注意事項は

手を洗ってから

頬の内側をブラシを回転させながら15秒くらい擦ってください


こんなことが書いてある

要はブラシ部分に他の細胞が付かないように気を付けてってことだよね

では

早速るんちゃんからほっぺの内側の細胞を採取します



嫌と言ってもだめですよ





まぁこんな感じで軽くゴシゴシと








次はあし君



あし君もゴシゴシ





痛くも痒くもないんですけどね~

(笑)

無事採取終了



そして歯ブラシを元に戻してテープで封をして

完了



今回はこれをクロネコヤマトさんで送ることにしました



集荷に来てくれるし

インボイス付送り状も持ってきてくれたので

お値段¥2750とEMSより少しお高めだったけど

楽だったので











結果は2週間後に指定したメールアドレスにPDFファイルで送られてきました



今度はそれを印刷してOFAに登録してもらうための手続きです

この2度手間がね

ちょっとね面倒くさいの



一度にVetGenを通してOFAに登録してもらうこともできるようだけど

日本からだと国際郵便為替を用意したりとかでややこしいので

わたしは一度VetGenから結果を頂いて

それを

OFAに送る・・・という方法を取りました

どっちが手間かって言われると

どっちもどっち

(笑)

ちょっと長くなったので

VetGenの結果をOFAに送る方法はまた後日







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by lourdes-ashley | 2014-06-25 15:38 | わんこ
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